プーシキン美術館展
2005年 12月 17日
なかなか行けなかったのですが、今日行くことが出来ました。
明日が東京は最終日ですね。
特に観たかったのは、今回顔になっているマティスの”金魚/Goldfish”。
彼の画の、大胆で力強いタッチと色使いが好きです。
今回のこの画も素晴らしいものでした。特に金魚の色が、、、なんともいえずいい色でした。
周囲は平面的かつ淡い色で描かれている中、その鮮やかな色から金魚だけが立体的に浮かんでみえます。
彼が晩年を過ごした南仏コートダジュールに、彼が建てたロザリオ礼拝堂という建物があるそうです。ステンドグラス等マティスの世界を堪能できるらしい。。いつか行ってみたいと思います。
これ以外で印象に残ったのは、モネの”シヴェルニーの積みわら”、マティスの”白い花瓶の花束”、ゴッホの”刑務所の中庭”。モネの画は、日差しの暖かさや吹き抜けるさわやかな風を感じさせます。マティスは、金魚同様に色の綺麗さと全体のバランス感が好きです。ゴッホのこの画は、基本的に私はあまり暗い色調の画は好きではないのですが妙に記憶に残りました。
彼が自殺する5ヶ月前、精神障害の中描いたというback groundを知ったせいかもしれません。そのような状況で、この画を前に彼はどんなことを考え、見る側に何を伝えたかったのだろうと妄想してしまいます。三方を高い壁に囲まれた狭い場所で、囚人が看守に見張られながら輪になって歩く画で、色調は暗いのですが、遠近感、囚人の表情や衣服の描き方、そしてもゴッホ本人を描いたのかもと言われる、画の中心で一人こちらを見ている金髪の囚人の顔が印象的でした。
混んでいていいポジションで見るのが難しかったですが、なかなか楽しめました。
明日が東京は最終日ですね。
特に観たかったのは、今回顔になっているマティスの”金魚/Goldfish”。
彼の画の、大胆で力強いタッチと色使いが好きです。
今回のこの画も素晴らしいものでした。特に金魚の色が、、、なんともいえずいい色でした。
周囲は平面的かつ淡い色で描かれている中、その鮮やかな色から金魚だけが立体的に浮かんでみえます。
彼が晩年を過ごした南仏コートダジュールに、彼が建てたロザリオ礼拝堂という建物があるそうです。ステンドグラス等マティスの世界を堪能できるらしい。。いつか行ってみたいと思います。
これ以外で印象に残ったのは、モネの”シヴェルニーの積みわら”、マティスの”白い花瓶の花束”、ゴッホの”刑務所の中庭”。モネの画は、日差しの暖かさや吹き抜けるさわやかな風を感じさせます。マティスは、金魚同様に色の綺麗さと全体のバランス感が好きです。ゴッホのこの画は、基本的に私はあまり暗い色調の画は好きではないのですが妙に記憶に残りました。
彼が自殺する5ヶ月前、精神障害の中描いたというback groundを知ったせいかもしれません。そのような状況で、この画を前に彼はどんなことを考え、見る側に何を伝えたかったのだろうと妄想してしまいます。三方を高い壁に囲まれた狭い場所で、囚人が看守に見張られながら輪になって歩く画で、色調は暗いのですが、遠近感、囚人の表情や衣服の描き方、そしてもゴッホ本人を描いたのかもと言われる、画の中心で一人こちらを見ている金髪の囚人の顔が印象的でした。
混んでいていいポジションで見るのが難しかったですが、なかなか楽しめました。
by japanblue12
| 2005-12-17 23:57
| アート